2022/02/09 症状について
若年層も要注意!整骨院に来院する四十肩五十肩は中年だけじゃなかった!
こんにちは、骨盤メディカル整骨院整体院です。
本日のブログは、
今回の投稿は【四十肩・五十肩】についてです!
当院でもこの症状のかたが、ご来院することも多いのですが。
最近では若い方にも増えてきている印象があります。
四十肩・五十肩は、その年齢の人だけが発症するものではございません!
本日は、そんな【四十肩・五十肩】について、お伝えします!
四十肩・五十肩って、なに??
四十肩・五十肩の特徴
■肩の可動に左右差がある
■肩の可動時に、痛みが伴っている
中年以降の方が、肩が痛くて動かしにくくなったときに、
昔から一般的に「四十肩」「五十肩」と呼ばれてきました。
しかし、じつは「四十肩、五十肩」という言い方は医学専門用語ではありません。
病院では「肩関節周囲炎」といったり、肩がガチガチになって動かない場合は「凍結肩」という病名を用いたりします。
肩の痛みには、さまざまな症状があります。
一例だけでも、腱板断裂(※1)石灰沈着性腱板炎(※2)インピンジメント症候群(※3)変形性肩関節症(※4)などなど。
このように肩の痛みは、たくさんあります。
そして、それらの肩の症状が、当てはまらなかった場合「肩関節周囲炎=四十肩・五十肩」となります。
なので、おおまかに言えば「四十肩・五十肩」とは、
“特に原因がはっきりしない中年以降におこる肩の痛みと運動制限をきたす症候群”なのです。
(補足)
※1 腱板断裂:腱板が損傷しているため、バンザイをするときに痛みが出ます。
※2 石灰沈着性腱板炎:腱板にカルシウム塩が沈着して急な炎症を起こし、激しく痛みます。
※3 インピンジメント症候群:バンザイをする際、上腕骨頭が肩峰に衝突して痛みを生じます。
※4 変形性肩関節症:肩関節の軟骨がすり減って炎症が起こり、痛みが出て動きが悪くなります。
四十肩・五十肩は、どんな症状がでるのか
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)のおもな症状
■肩の痛み
■肩の動かしにくさ(拘縮)
日常生活のなかで起きがちな症状
【安静時痛】じっとしているときにも痛みがある
→腕を動かさない状態でも、ズキズキ肩や腕が痛む
→寝返りしたり、肩を下にして眠ると、痛みで目が覚めてしまう
【運動時痛と拘縮】動かす時の痛み(運動時痛)と、動かしにくさ(拘縮)
→高い所にある物をとろうとしたら、腕が上がらない
→上着を着たり脱いだりするのが、辛い。。
→背中のファスナーを、開け閉めすることが困難
→洗髪や整髪がしにくい
四十肩・五十肩発症時の対応方法
四十肩・五十肩は、病期(=病気の進行度合い)が、大きく3段階に分けられます。
症状が徐々に変化していきますので、注意しましょう。
【炎症期】
発症して間もないころの期間です。
痛みが強く動かす時はもちろんのこと、夜間じっと安静にしていても強い痛みが出ます。
痛みで肩を動かせないため、首から肩甲骨にかけての過負荷によって、痛みを伴ったりすることもあります。
安静第一ですので、無理に動かさないことにしましょう!
【拘縮期】
炎症が起きてしばらくすると、強い痛みは落ち着きますが、肩の動きが悪くなります。
これが拘縮期です。
肩を動かすとつっぱるような鈍い痛みが生じます。ほとんどの患者様がここに当てはまっています。
痛みが出ない範囲で動かしていったほうが良いです。整骨院での施術や、軽いストレッチで肩を動かしていきましょう。
【回復期】
最後は、回復期になりますが。
この期間は、肩の動きは徐々に改善し、痛みも軽くなってきます。
痛みが収まってくる時期なので、ストレッチなどのケアも可動できる範囲で動かしていきましょう。
アプローチポイントは、広背筋(脇の後ろ)が有効なのですが。
ご自宅でできるアプローチを、下記にてご紹介させていただきます。
ぜひ、お試しください!
↓四十肩・五十肩のアプローチ(骨盤メディカル整骨院の公式インスタアカウントのリンクです)
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